
「ほぼ日刊イトイ新聞」の読者になってから、三年以上経ちますかね。
訪れるたびに「ほぼ日」が変化しなかったことは一度もなく、でも、「変わらずそこにある」のです。
「変わらない」というのは、とてもエネルギーがいることです。
世は諸行無常であり、何もしなかったら、自然に消えてしまうのです。
つまり、変わらず存在し続けるためには、変わり続ける努力をしなければならないのですよ。
ね?
大変でしょ。
変わらずそこに居るために、
エネルギッシュに活動している人をひとり、
挙げて下さいと言われたら、
迷うことなく「糸井重里さん」と答えるでしょうね。
そんな糸井さんが一年間綴り続けてきた「言葉たち」が、
一冊の本に編まれました。
【ともだちがやって来た。】
という本です。
梱包材をほどいて取り出したときの感想は、
「なんてやわらかい本なのだろう!」という感触でした。
ソフトカバーだから、というだけではないやわらかさがあるのです。
心のかたまりを、つかみ上げたような感じでした。
文字以上のものが詰まっている、ズッシリとした重み。
装丁は、とても手が込んでます。
本を作る過程に携わった人たちの愛情が、たっぷり織り込まれています。
青空の表紙がとても印象的。
この本を机の上で手に取るたびに、
「やあ、いい天気だね」って言ってしまいそうになる、
清々しい本ですよ。